LEDテープで光るフラワーを作ってみた
初めに
GeekMomProjectsさんのとても素敵な作品を見つけました。
Hooray, the assembly is finished! Right now it's running an Adafruit CircuitPython led_animations example (on a RPi Pico2040) Just need to customize the code a bit, and then it will be done. Note to self: start earlier next year! pic.twitter.com/Ej2bm0TBG6
— Geek Mom Projects (@GeekMomProjects) 2021年5月9日
LEDテープにこんな使い方があったのかと感動しました。
作り方をYouTubeで解説したものも載せてくれています。アクリルをレーザーカッターで加工して作っているようです。
レーザーカッターはいずれ挑戦してみたい工具ですが、まずは手作りで再現してみました。
材料
LEDテープとマイコン以外は100円ショップで入手できるものを使います。
今回全てダイソーで買えるものを使用しました。
・すっきり書類収納ファイル(A4)
・PPシート乳白色 両面光沢タイプ
・EVAクラフトボード A3サイズ 厚さ5㎜
・両面テープ
LEDテープは毎度おなじみWS2812BのテープでLEDの間隔が広いものを使用します。 マイコンはM5AtomLite。電源は100円ショップの電池式USB充電器を使用しました。
作成工程
まずLEDテープを箱の大きさに合わせて形を作り、必要分だけテープをカットします。今回は16個のLEDを使いました。
セロテープを使ってLEDテープを貼り合わせ形を整えます。
葉っぱや花びらはクラフトボードをカットして作りました。このクラフトボードはスポンジのような柔らかい素材で曲げることが可能で、厚さ5㎜あるので遮光性も十分でした。
これを直接、書類ファイルに貼りつけていってもいいのですが、今回はPPシートに貼っていくことにしました。ファイルだけでは光の拡散が足りないかなと思ったことと、うまくいったら別のカッコいい額縁に入れなおすこともできるなと思いまして。
PPシートをファイルのサイズにカットし、それにクラフトボードを両面テープを使って貼りつけていきます。
やっていく中で問題が発生。全部のLEDを活かしたかったのに、花の付け根のところのLEDがスペース的に葉っぱをつけられない。諦めてそこのLEDは使わないことにしました。ソフト的にそこのLED点けないことは可能ですが、念のため黒テープで巻いてLED完全に隠しました。
プログラム
M5Atomを使ったのでFastLEDライブラリを使って点灯パターンをプログラムしました。まずは単純に花の部分のみ虹色に変化するパターンにしました。
コードは雑に作ったので載せるのはやめておきます。もし、リクエストあればキレイにして載せたいと思います。
完成
パパっと作った割にはそれっぽく出来ました。光量もまぁまぁで明るいところにおいても見えました。
書類ファイルに収めたのでカバンで持ち運びすることも簡単です。
動画
100円ショップの素材を使って@GeekMomProjects さんの作品を真似してみました。
— PikaPikaらいと (@KPmilk3) 2021年6月6日
実際に手を動かして作る事で色々な気付きが得られました。
次はオリジナリティを出したい。 https://t.co/qwgXviIPQH pic.twitter.com/T4UIWAD24O
感想
GeekMomProjectsさんの作品をなんのひねりもなく真似して作ってみました。
真似とはいえ、材料は簡単に手に入るものを使って、なるべく簡単に作るためにはどうしたらいいかを考えての工作です。
「こんなのこうすればできる」と頭だけで考えることと、実際に手を動かして作ってみることは全然違います。
頭の中では両面テープを5mm幅にカットすることも一瞬で何の乱れなくできますが、実際に5mm幅にカットしてみるとその難しさと面倒くささに気付きます。こういった経験の積み重ねが想像力を鍛えていくのだと、改めて思った、いい工作でした。