はじめに
立方体万華鏡の説明と作り方はこちらの過去記事を参照ください。 pikapikalight.hatenadiary.com
違う模様のものを作りたいと思ったのですが、模様は鏡の裏面を削ることで作るので簡単に試すことができません。 そこで3D CADを使って簡単にシミュレーションすることを考えました。
3D CAD
今回使用したのはRSのDesignSpark Mechanicalです。 www.rs-online.com 3D CADに詳しいわけではないですが、このCADは自分が使ってるごく普通のノートPCでも軽々動いて、オペレーションも直感的なので愛用しています。
ポイント
DesignSpark Mechanicalの基本的な操作方法はクイックガイドに従って練習すれば簡単に習得できると思います。
立方体万華鏡をデザインするにあたってのポイントのみ解説します。
正方形の面に図柄を書く
面をコピーして3面合わせる
3Dモードにすると書いた図柄は一つの面(Surface)になります。これをコピーして実際の配置に合わせます。
3つの面を1つのコンポーネントにする
3つの面を選択して右クリック→新規コンポーネントに移動 とすると1つのコンポーネントとして扱うことができます。
こうすることで簡単にコピーできるようになります。
コンポーネントをコピーして1ブロックを作成する
コピーして移動して回転してを繰り返してこのような図形を作成します。
コンポーネント8個をコンポーネントにしてさらにコピー
複数のコンポーネントをさらに1つのコンポーネントにすることができます。
これをコピーして移動してを繰り返してこのようにします。
これをCAD上でグリングリンすることで実際の万華鏡をシミュレーションすることができます。
新しいデザインを考える
CADを使うことでデザインをシミュレーションできるようになりました。
誰もやっていなそうなデザインを考えて実際に作ってみました。
無限四角#立方体万華鏡 #CUMOS pic.twitter.com/Y4yiKiZDFV
— PikaPikaらいと (@KPmilk3) 2021年5月22日