PikaPikaLight

主に光モノ工作の忘備録

Hamamatsu Micro Maker Faire 2024に出展した

初めに

Hamamatsu Micro Maker Faire 2022 で初めての展示会出展を経験してから1年半。昨年の2023は都合がつかず、ちょっと見に行った程度で終わってしまいましたが、今年は何としても出たいと思い、申し込みをしたところ見事許可下りまして、2度目のHamamatsu Micro Maker Faire出展が決まりました。

事前準備

前回出展時の自分のブログを参考に準備をしました。ブログ書いててよかった。
テーブルクロスは便利だった記憶があるので100円ショップで購入。資料をペタペタ貼って、撤収時はそのまま丸めてしまって使い捨てです。
今回いろいろ展示したかったのでスペースを増やす意味でワイヤーラックスタンドを4式分用意しました。

前日&当日準備

10時30分から出展者の受け付け開始で13時開始。前回は11時に家を出るという余裕をかましたらギリギリになった反省を活かし、10時に出発。 浜松市駅北駐車場(12Hで700円)に車を止めて10時40分に会場入り。12時に設営完了。 今回は少し余裕があったので会場前に他の人の展示を見て回り、BBコリーさんとお話しすることができました。
前から気になってたWANTED MAKERで賞金首に。
WANTED MAKER
私の作品も体験してもらいました。このツイートがめちゃバズって、おかげさまでフォロワーさんが200人ほど増えました。

各作品の反響

「立方体万華鏡×LEDテープ」

protopedia.net 前回の反省を活かし、「ハコの中をのぞいてみてね」と書いておいたので自然とみてくれる方が多かったです。 のぞいた瞬間「すごい」と言ってくれた人が体感だと100人くらい、実際は30人くらいいました。
机に背が届かないくらい小さい子もみようとしてくれていたので、手持ちができる形に改良したいと思います。

「LEDパネルで落ちゲー

protopedia.net 元々はパネルを上下に振ることでブロックの回転動作をする仕様だったのですが、これが非常に疲れるし難易度が高い。前回の経験から小さいお子さんが多く来場する事を想定し、回転動作はボタンを押すように変更しました。
テ〇リスなんて小さい子は知らないんじゃないかと思いきや、小学生以上くらいの子はみんな知っているようで思った以上の人気ぶりでした。30分くらいプレイし続けてお母さんにあきれられた子もいました。

ホッピングLED」

protopedia.net 今回の展示のメインになると思い、2個作成しました。ひとつはM5StackCore2を使って、枠にあたるとドレミファソラシドの音がでるモードを追加したのですが…

会場で試したところ周りの雑音にかき消されて音が全く聞こえない。泣く泣くこのモードはあきらめて、単純に傾けると動くモードで勝負しました。 アマゾンで買った薄いモバイルバッテリーでコンパクトにすることが出来て、とても多くの人に体験してもらうことできました。

「ドデカ7セグユニット」

protopedia.net 元は単なる表示機だったのですが出展にあたってスロットマシーンに改良しました。 100円ショップで購入したプッシュライトをボタンに改造してGroveケーブルの余っていたピン(一つはLEDの制御で使用)を使って割り込み処理することで目押し可能なスロットマシーンを作り上げました。揃ったらちょっとした景品を出すようにしたいと前日に思いつき、100円ショップをうろうろして蓄光石なるものを発見。景品効果か、ハマる子はハマってしまって何度も何度も777にチャレンジを繰り返す姿が見られました。子供はなかなかタイミング合わせるのが難しいようでしたがお父さんたちはみな上手でした。目押しやってたのかな。

「LEDテープで色変わりの刀」

protopedia.net 実はこの作品が私のピカピカ工作の最初の作品で、一度は人に見せたいと思い展示してみました。 電源入れるたびにランダムで色が変わるようになっていて、「自分の色は何色かな」といううたい文句で割と子供たちにウケました。実は赤色が出る確率を他の色より低めにしていたのですがそのことをすっかり忘れていました。もし今後展示することがあれば赤色がレアという設定を加えて射幸心をあおりたいと思います。

「Infinite Mirror x LEDパネル」

protopedia.net 今回のテーブル位置がちょうど会場の入り口から目につくところだったので、アピール用で設置しました。 どういう仕組みか気になる方も多く、顔を近づけて見入ってくれる方もいました。作品紹介のQRコードが活躍してました。

「LEDテープでCrazy Circle Illusion」

protopedia.net これもアピール用で会場入り口から見える場所に飾りました。配線むき出し状態だったのですが平気で触って来る元気なお子様がいたりしてひやひやしました。
このプログラムはなかなかすごそうですね、という感想をいただいたのがうれしかったです。そうなんです、動きのイメージをプログラムに落とし込むのは大変なのですが思い通りのものができるとすごくうれしいのです。 

アノマロカリス ロボ」

protopedia.net こいつもどうしても人に見てもらいたいと思い、隅っこにひっそり設置しておきました。そしたら意外と「アノマノカリス」の認知度が高かったです。手に取って動かしてみてくれる方も多く、好評だったと思います。3Dデータを公開していると言ったらQRコードを読み取ってくれた学生らしきお兄さんがいたんですが彼は果たして作ってくれたのだろうか。

展示中の出来事

バスコンパスさんにお声がけいただき、初めてお話しすることができました。「これどうやってLEDを拡散させてるんですか?」こういう質問を待ち望んでいたんですよ。

なんと、からあげ先生にもお声がけいただきました。認知されていることに感謝感激です。
Seeedのブースでお手伝いをされていたそうです。全然気づかなかった。

karaage.hatenadiary.jp

展示できなかった作品

protopedia.net

感想

今回、前回以上に来場者多かったと思います。多くの人に現物の作品を見ていただけて、生の感想を聞くことが出来て非常に励みになりました。SNSのコメントもうれしいですがやはりリアル展示で感想をもらえるのは格別です。
欲張ってたくさんの作品を展示したので席を外す暇が全くなく、他の展示をほとんど見れなかったことだけが残念でした。

謝意

非常に貴重な経験でした。関係者の皆様ありがとうございました。 いつの日かMaker Faire Tokyoに出れるくらいの作品を生み出せるよう精進します。